立花エレテックは第2四半期としての最高益など注目され出直り強める

株式市場 銘柄

■業績の好調さがあらためて見直される

 立花エレテック<8159>(東1)は11月6日、出直りを強め、11時にかけては1785円(81円高)で推移している。5日の取引終了後に第2四半期の連結業績(2018年4~9月、累計)と9月中間配当の増配(直近の配当予想より2円増配し24円)を発表。業績の好調さがあらためて見直されている。

 第2四半期の累計業績は、半導体・液晶製造装置関連、自動車関連産業の積極的な設備投資需要などにより、主力のFAシステム事業や半導体デバイス事業が好調に推移し、連結営業利益が前年同期比18.2%増加して32.3億円となるなど、利益項目すべてが第2四半期としては過去最高となった。

 3月通期の連結業績見通しは従来予想を継続し、売上高は前期比2.1%増の1820億円、営業利益は同0.9%増の64.5億円、純利益は同1.3%増の46.0億円、1株利益は182円26銭。収益は下期型との見方があるため、注目度は高いようだ。(HC)

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