【株式市場】日経平均は大幅反落だが前場の一時785円安から325円ほど持ち直す

株式

◆日経平均の終値は2万1810円52銭(459円36銭安)、TOPIXは1638.45ポイント(33.50ポイント安)、出来高概算(東証1部)は16億987万株

チャート14 11月13日後場の東京株式市場は、前引けにかけて堅調転換したソフトバンクG<9984>(東1)が一段と強含んで始まり、日経平均への影響度が高いため、株価指数の先物に買い戻しを誘発させる効果があったとされ、日経平均も前引けの715円安に対し614円安で始まった。その後はファナック<6954>(東1)第一生命HD<8750>(東1)などジリジリ値を戻す銘柄が目立ち、日経平均もジリ高傾向となった。大引けは大幅反落ながら、前場の一時785円安から325円ほど持ち直した。主な株価指数の中では東証2部指数が高い。

 後場は、13時に自己株式の取得(自社株買い)を発表したソフトクリエイトホールディングス<3371>(東1)が一気に堅調転換し、14時に四半期決算と業績予想の増額を発表したチノー<6850>(東1)も急伸。14時に発表したロジザード<4391>(東マ)も急伸。アルファクス・フード・システム<3814>(JQG)は今期の経常、純利益倍増見通しなどが注目されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は16億987万株(前引けは8億1397万株)。売買代金は2兆8253億円(同1兆3612億円)。1部上場2111銘柄のうち、値上がり銘柄数は230(同183)銘柄、値下がり銘柄数は1846(同1893)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種が値下がり(前引けも全33業種が値下がり)し、値下がり率の小さい業種は、空運、情報・通信、小売り、食料品、電力・ガス、不動産、精密機器、繊維製品、海運、サービス、などだった。(HC)

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