【銘柄フラッシュ】アイビーシーなど急伸しトシン・グループは2島返還も意識され高い

株式市場 銘柄

 11月15日は、アイビーシー<3920>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり、自社株買いや今9月期からの連結決算への移行などが注目されてストップ高の25.2%高。

 2位はライドオンエクスプレスホールディングス<6082>(東1)となり、第2四半期決算の連結経常利益3割増などが注目されてストップ高の23.4%高。

 3位はオプティム<3694>(東1)となり、第2四半期は各利益とも赤字だったが、「売上は下期偏重」「進捗状況としては売上・利益ともに計画通りであり、業績予想への影響は一切ありません」(決算短信)との表記などが注目され急反発の19.7%高。

 Abalance(エーバランス)<3856>(東2)は第1四半期の連結決算が各利益とも前年同期比で大幅に黒字転換したことなどが注目されて急伸しストップ高の17.7%高。インタートレード<3747>(東2)は赤字継続の9月決算だったが、「海外事業会社との受注合意解約に伴い、既に着手していた開発費用の回収見込みが立たないことにより費用計上した結果、減益」(決算短信より)と理由がハッキリしたとの見方が言われてアク抜け感が強まったようで急反発し6.8%高。

 ソレイジア・ファーマ<4597>(東マ)は「SP-01」(適応症・がん化学療法に伴う悪心・嘔吐)の中国向け販売開始などが好感されて19.0%高と急激な出直り相場。トシン・グループ<2761>(JQS)は業績が底堅く、日露首脳会談で2島返還なら電設資材などに追い風との見方もあり4.9%高と10月の上場来高値に急接近となった。(HC) 

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る