【株式市場】材料株など強くシカゴ先物高など受け日経平均は172円高の後も堅調に推移

株式

◆日経平均は2万1755円46銭(75円12銭高)、TOPIXは1631.39ポイント(42.09ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億5140万株

チャート13 11月19日(月)前場の東京株式市場は、APEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議で米中が互いに牽制し合ったと伝えられ、両国間の緊張を警戒する様子はあったが、前週末の米シカゴ市場の日経平均先物が前週末の日経平均を100円近く上回ったことなどを受け、日経平均は取引開始後に172円58銭高(2万1852円92銭)まで上げた。トヨタ自動車<7203>(東1)などの自動車株が10時前からい相次いで軟化したため、日経平均は一進一退となり、前引けは75円12銭高(2万1755円46銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 ソフトバンクグループ<9984>(東1)が携帯通信子会社の株式上場に関するテレビCMを本価格展開したことなどが追われて上げ、MRKホールディングス<9980>(東2)はRIZAPグループ企業の一社とあってRIZAPグループの業績がダウンしたため大株主交代の思惑があるとされて大幅続伸。サンバイオ<4592>(東マ)は日米第2相試験の好結果を材料にした相場がチャート妙味も絶妙になってきたとの見方で高値を更新。平山ホールディングス<7781>(JQS)は朝に自己株式の取得(自社株買い)を発表し好感高。

 東証1部の出来高概算は6億5140万株。売買代金は1兆331億円。1部上場2112銘柄のうち、値上がり銘柄数は1194銘柄、値下がり銘柄数は824銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る