【株式市場】NY大幅反発を受け日経平均は一時494円高まで下げ大幅反発基調

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7523円75銭(135円59銭高)、TOPIXは1905.61ポイント(16.72ポイント高)、出来高概算(東証1部)は4億7420万株

 7月21日(水)前場の東京株式市場は、NY株の大幅反発を受け、日本製鉄<5401>(東1)や日本郵船<9101>(東1)が米景気関連との見方で再び出直り、半導体関連株なども反発した。日経平均は358円高で始まり、午前10時にかけて494円27銭高(2万7882円43銭)まで上げ、東京オリンピック期間中の交通規制などによる経済鈍化の見方もあり前引けは上げ幅を縮めたが大幅反発基調となった。

 ピックルスコーポレーション<2925>(東1)がSMBC日興証券による投資判断の開始など好感されて活況高。NOK<7240>(東1)とイーグル工<6486>(東1)は業績予想の増額などが好感され急伸。バイク王&カンパニー<3377>(東2)は全体相場の反発により業績好調を買う相場が再燃とされ再び高値を更新。ビープラッツ<4381>(東マ)はトヨタファイナンスへの製品採用などが材料視され急伸。明豊エンタ<8927>(JQS)は業績予想の増額など好感され急伸。

 新規上場のランドネット<2991>(JQS)は10時8分に公開価格3830円の39%高の5320円で初値をつけ、高値は5890円、前引けは4580円。

 東証1部の出来高概算は4億7420万株、売買代金は1兆1063億円。1部上場2191銘柄のうち、値上がり銘柄数は1823銘柄、値下がり銘柄数は272銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種が上げ、海運、金属製品、輸送用機器、ゴム製品、非鉄金属、保険、建設、ガラス土石、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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