【銘柄フラッシュ】HAPiNSなど急伸し長谷川香料は大株主の売り吸収が好感され活況高

株式市場 銘柄

 11月21日は、LIFULL<2120>(東1)が10.1%高となって東証1部の値上がり率1位となり、5月に発表したオーストラリア企業の買収について、友好的な買収を実施するための契約の変更などを19日に発表したことが材料視され、取引時間中の高値を4日連続セリ上げて高値を更新。

 長谷川香料<4958>(東1)は9.5%高となり、筆頭株主の売り出しによる需給への影響を緩和する観点から自社株買いを発表したことなどが好感されて出直りを拡大。

 ワタベウェディング<4696>(東1)は8.8%高となり、10月下旬に一部報道でMBO(経営陣による企業買収)の観測が伝えられて以来、思惑買いが衰えないとされて高値を更新。

 東京コスモス電機<6772>(東2)は中国子会社の自動車用センサー生産開始などが注目されてストップ高の22.3%高。省電舎ホールディングス<1711>(東2)は過年度有価証券報告書等の訂正に関する課徴金と事前引当金の差額を特別利益として計上との発表などが注目されてストップ高の21.6%高。

 ジェネレーションパス<3195>(東マ)は14時前に18年10月期の連結業績予想を上方修正したため急騰しストップ高の14.5%高。リンクバル<6046>(東マ)は11月中旬に東証本則市場(東証1部、2部)への準備を開始と発表したことへの期待が再燃とされ、10月下旬に業績見通しの増額修正を発表したことも想起されて11.4%高となり高値を急伸。

 ケア21<2373>(JQS)は株主優待の開始などが好感されて16.0%高と急伸。HAPiNS(旧パスポート)<7577>(JQS)は30.4%高となり、RIZAPグループが大株主とあってRIZAPグループの業績が大幅ダウンしたため大株主交代の思惑があるとされて急伸。ホロン<7748>(JQS)はさきの業績予想の増額修正などへの評価が再燃とされて再び上値を指向し9.7%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る