フェローテックHDは「太陽電池」撤退後の営業利益率15%想定し今期予想比5割増加

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【フェア・ディスクロージャーの観点から機関投資家・メディア向け説明会の質疑応答の要旨を発表】

 フェローテックホールディングス(フェローテックHD)<6890>(JQS)は11月28日、同社の「ディスクロージャーの方針」に基づき、「フェア・ディスクロージャー」の観点から、27日に開催した機関投資家・メディア向け2019年3月期・第2四半期決算説明会の質疑応答の要旨を発表した(丁寧語・敬語略)。中国元円レートは11月27日時点の1元=16.34円を使用。29日の株価は1116円(36円高)となっている。

◆撤退後、税引利益は今期予想の2倍に迫る100億円前後を想定

【質問】(会社側からの、2020年3月期中に太陽電池事業撤退方針の説明に対し)、太陽電池事業の撤退にはどのような損失が想定されるのか?
【回答】太陽電池事業から撤退する場合は、(1)非稼働設備をどのように処理するか?、(2)採算の悪化している継続事業に対し、減損会計の適用をどのように行うか?がポイントになる。太陽電池事業に関する設備簿価としては約3.7~3.8億中国元(約60~62億円)、このうち会計処理が必要となる可能性が有る金額は最大で約1.5-2億中国元(約24~32億円)と想定しているが、今後の市場の見極め、処理金額の見積もりに関し、適正な会計処理方法を検討する予定だ。

◆設備投資額の見通しは2019年3月期300億円程度、2020年3月期は400億円程度

【質問】半導体製造装置向け製品に関して、市況の悪化などから今後どの程度の落ち込みを想定しているのか?。石英などの稼働に連動する消耗材も有している事から、その影響の見通しについて教えて欲しい。
【回答】(1)半導体製造装置の設備投資(CAPEX)に連動する製品全体では、当面20%程度の売上減を見込む。(2)ただし、石英を筆頭に半導体デバイスメーカーの稼働に連動する消耗材については来期も伸長を見込んでいる。このため、(1)、(2)の要素を勘案すると、来期の半導体製造装置向け製品の売り上げ規模は今期並みを維持できる見通しだ。

【質問】成長投資として設備投資額が当面高水準で続く事から、今後の連結キャッシュフロー、設備投資額、減価償却費などの見通しについて教えて欲しい。
【回答】今後、太陽電池事業の売り上げが撤退により、無くなったとしても、他事業の伸びも見込める事から連結売上高は1000億円の規模は維持できると考えている(注:今期・2019年3月期の連結売上高は前期比1.5%増の920億円を想定)。

 その際の営業利益率は、15%程度には改善できると考えており、営業利益を150億円とした場合(注:同16.2%増の98億円)、税引き利益は100億円前後が見込まれる(注:同97.9%増の53億円)。

 なお、減価償却費は、2019年3月期が60億円程度(計画は50億円)、2020年3月期は80億円程度を想定している。このため、営業キャッシュフローは概ね180億円程度を見込んでいる。

 現時点での設備投資額の見通しは、2019年3月期300億円程度(ウェーハ200億円、その他100億円、計画は400億円)、2020年3月期400億円(ウェーハ300億円、その他100億円)、2021年3月期150億円(ウェーハ150億円、その他は現状では未定)としている。(HC) 

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