【銘柄フラッシュ】ビーマップが急伸しシュッピンなど東証1部昇格銘柄も活況高

銘柄

 5日は、アドヴァン<7463>(東1)が業績見通しの大幅な増額修正などを受けて朝急伸したまま後場一段強張り12.8%高となり、さくらインターネット<3778>(東1)は引き続き「フィンテック」(金融とITの融合)技術などへの期待などから後場ストップ高の16.2%高に達して5日連続ストップ高。コア<2359>(東1)は準天頂衛星による超精密測位技術開発に関する農林水産省の公募研究に採用された相場が2段上げに発展した形になり11.5%高と2005年以来の高値。カカクコム<2371>(東1)は「食べログ」個人有料加入者数の130万人突破発表や野村證券などによる目標株価の引き上げなどが好感されて約2週間ぶりに上場来の高値を更新し4.2%高となった。

 日本マイクロニクス<6871>(東1)は11月27日にJASDAQから東証1部に変更上場となった歓迎相場は一巡したようだが、年明けは三菱UFJモルガンスタンレー証券による目標株価の引き上げが伝えられ7.3%高。シュッピン<3179>(東1)は12月8日付でマザーズ市場から東証1部に変更上場となり8.6%高、イーレックス<9517>(東1)は12月22日に東証1部銘柄に昇格した勢いが衰えず5.9%高となって2日続けて上場来の高値を更新。

 ラクーン<3031>(東マ)は引き続き後払い決済サービスがスマートフォンの無料通話アプリ「LINE」に対応することなどがフィンテック(金融とITの融合)関連とされて後場一段高となり2日連続ストップ高の15.9%高。インフォテリア<3853>(東マ)は昨日までの2日連続ストップ高に続き大幅続伸の15.8%高。ALBERT(アルベルト)<3906>(東マ)はビッグデータ解析マーケティング事業のネット通販などへの拡大期待などでストップ高の23.7%高となった。

 プロパスト<3236>(JQS)は「民泊」事業でシノケングループ<8909>(JQS)との提携などが蒸し返されたとされてストップ高の31.4%高。ビーマップ<4316>(JQG)はスマートフォンユーザーが近づくと自動的に情報を発信できる情報配信ソリューションなどが言われて16.7%ストップ高となった。

 

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る