村田製作所は早速反発、中国のスマホ大手・華為の幹部逮捕を織り込んだ様子

株式市場 銘柄

■米国6日のNYダウが長大な「下ヒゲ」を示現し米中緊張への懸念を消化

 村田製作所<6981>(東1)は12月7日、反発し、取引開始後に1万7225円(535円高)と出直りを強めている。スマートフォン部品銘柄として、昨6日は、中国のスマートフォン製造の大手・華為技術(ファーウェイ)の最高財務責任者が北米で逮捕されたと伝わり、「条件反射的に売られた面もあった」(市場関係者)が、一夜明けると買い直す動きが優勢になった。

 米国6日のNYダウは、取引時間中に784.85ドル安(2万4242.22ドル)まで急落したが、終値は79.40ドル安(2万4947.67ドル)となった。米中間の緊張が懸念されたようだが、和式のチャート観測でいう長大な「下ヒゲ」(取引時間中に大きく下押して引いた罫線)によって消化されたとの見方が出ている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■山口県周南市で始動、燃料電池の定置型電源活用で脱炭素電力供給を検証  ホンダ<7267>(東証プ…
  2. ■LINEリサーチ発表、上半期トレンド総括と最新6月期の動向  LINEヤフー<4689>(東証プ…
  3. ■休廃業・解散は減少も淘汰続く、新興市場の課題鮮明に  東京商工リサーチは7月31日、国内ドローン…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  2. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…
  3. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  4. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  5. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  6. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る