京写は今期も非日系企業の受注好調で初の売上200億円台へ

株式市場 銘柄

■車載関連ではテールライトに続きフロントライトにも今期より参入

 片面プリント基板で世界トップの京写<6837>(JQS)は、今期も非日系企業からの受注好調で、初の売上200億円台を見込む。

 映像関連で、新しく韓国のLGエレクトロニクスからの受注を獲得したことや、サムソンのグローバル認定を受けたこと、また、ドイツメーカからの新規受注を獲得したこと等から、今期も非日系企業からの受注拡大が期待できる。

 さらに、車載関連では、これまで、テールライトに参入していたが、今期よりフロントライトにも参入することが決定していて、3月より生産を開始している。

 その結果、今期連結業績予想は、売上高210億円(前期比8.3%増)、営業利益8億50百万円(同21.3%増)、経常利益8億円(同13.0%増)、純利益5億50百万円(同0.9%減)を見込む。最終利益が減益見込みであるが、前期に有価証券売却益を計上した影響によるもの。

 中期経営計画では、2021年3月期に売上高280億円(今期比33.3%増)、営業利益17億円(同100.0%増)を計画している。

 片面プリント基板の生産量では世界一となっている。そこで、今後は両面プリント基板への投資を積極的に展開することで、更に事業を拡大する方針。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る