ファンデリーが3日ぶりに1000円台を回復、健康食の宅配事業などに注目強い

株式市場 銘柄

■社会構造に合致した事業として全体相場の反発とともに見直される

 ファンデリー<3137>(東マ)は1月7日、13時を過ぎて7%高の1040円(66円高)前後で推移し、3日ぶりに1000円の大台を回復。出直りを強めている。管理栄養士の監督による健康食の宅配事業(MFD:メディカルフードデリバリー事業)などを展開し、配達先(会員数)、業績とも拡大傾向。わが国の社会構造に合致した事業として注目度は高く、全体相場の反発とともに再び見直されている。

 MFD事業の会員数は2016年3月期末に前年同期比19.7%増加して18万人の大台に乗り、17年3月期末はさらに同11.2%増加、18年3月期末は同9.0%の増加と拡大を続けてる。また、投資家向け広報(IR)も充実しており、SMBC日興証券グループの日興アイ・アールによる「2018年度・全上場企業ホームページ充実度ランキング」の総合ランキング、および新興市場ランキングの「最優秀サイト」に選定された。

 今期・2019年3月期の業績予想は、売上高を前期比10.4%増の36.50億円、営業利益を同8.6%増の7.05億円、純利益は同6.0%増の4.45億円、1株利益は69円93銭とし、最高益を続けて更新する見通しだ。(HC)

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