【株式市場】TOPIXやマザーズ指数が反発し日経平均は後場持ち直すが小幅安

株式

日経平均は2万574円63銭(19円09銭安)、TOPIXは1552.60ポイント(5.57ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億4943万株

チャート6

 1月24日(木)後場の東京株式市場は、午前中の円高傾向が幾分後退してきたとされ、前引けは小安かったトヨタ自動車<7203>(東1)が小高く転じ、米テキサスインスツルメントの四半期決算を受けて東京エレクトロン<8035>(東1)などの半導体関連株も総じて堅調に推移。日経平均は前引けの水準(86円91銭安の2万506円81銭)を上回って始まった後ジリジリ持ち直した。大引けは19円安となり小幅だが3日続落。一方、TOPIXやJPX日経400は堅調で反発し、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

ファーストリテイリング<9983>(東1)が1590円安となり、日経平均(225種)を58円下げる計算になったもよう。これがなければ日経平均も反発していたことになる。後場は、ペプチドリーム<4587>(東1)が一段とジリ高基調になり、塩野義製薬との共同研究契約が注目されて出直り幅を拡大。ぷらっとホーム<6836>(東2)は昼頃に東京エレクトロンデバイス<2760>(東1)と共同でセキュアなIoTシステム構築を支援との発表が注目されて後場ストップ高。北川精機<6327>(JQS)は対ロ経済協力拡大への期待や「5G」関連需要への期待が言われて急伸。

 東証1部の出来高概算は少な目で11億4943万株(前引けは5億7221万株)、売買代金は1兆8897億円(同9105億円)。1部上場2127銘柄のうち、値上がり銘柄数は1419(同1248)銘柄、値下がり銘柄数は624(同765)銘柄。

 また、東証33業種別指数は25業種(前引けは15業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、証券・商品先物、金属製品、銀行、化学、電気機器、空運、倉庫・運輸、情報・通信、鉄鋼、などとなった。(HC)

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