アクセスグループ・ホールディングスは底打ち、プロモーション事業や採用広報事業など展開

株式市場 銘柄

 アクセスグループ・ホールディングス<7042>(JQ)は18年11月JASDAQに新規上場した。プロモーション事業、採用広報事業、学校広報事業を展開している。19年9月期増収増益・増配予想である。株価はIPO後の落ち着きどころを探る段階だが、高値から3分の1水準で底打ちした可能性がありそうだ。

■プロモーション事業や採用広報事業など展開

 18年11月JASDAQに新規上場した。企業販促支援のプロモーション事業、就活生向け合同企業説明会・セミナー開催の採用広報事業、学生募集に関わる広報業務サポートの学校広報事業を展開している。

■19年9月期増収増益・増配予想

 19年9月期連結業績予想は、売上高が18年9月期比2.4%増の47億11百万円、営業利益が6.3%増の2億15百万円、経常利益が6.4%増の1億95百万円、純利益が2.5%増の1億20百万円としている。配当予想は4円70銭増配の年間29円50銭(期末一括)としている。

 プロモーション事業の広告分野、採用広報事業のイベント・個別案件が伸長して増収増益予想である。なお季節要因として、採用広報事業は第2四半期と第3四半期、学校広報事業は第3四半期と第4四半期に売上が偏重する。好業績を期待したい。

■株価は底打ち

 株価は11月7日の高値3740円から12月26日の安値1300円まで下落した。その後は切り返して1月22日に2048円まで上伸した。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、高値から3分の1水準で底打ちした可能性がありそうだ。1月31日の終値は1736円、今期予想連結PERは約17倍、時価総額は約21億円である。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る