レオパレス21が再び反発、英運用会社の買い増し報道を受け下値圏で小戻す

株式市場 銘柄

■施工不良問題は大きく重いが費用概算などつかめ過度な不安心理は後退

レオパレス21<8848>(東1)は3月1日、またもや反発基調となり、14時30分を過ぎては8%高の260円(19円高)前後で推移している。14時過ぎ、「英運用会社のオデイ、レオパレス株を買い増し、保有比率12.14%に」(日経QUICKニュース3月1日14:07)と伝えられ、「買うから上がる、上がるから買う」の展開になった。

 同社株は、多数のアパートに建築基準法違反の疑いがある施工不良が見つかった問題を受けて2月上旬に500円台から199円まで1週間ほどで6割強も急落した。その後は、問題の或るアパートの棟数などが概略明らかになり、大まかながら費用の概算などがつかめるようになり、過度な不安心理が後退する形で小戻している。(HC)

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