立花エレテックが3日続伸、第3四半期までの業績好調で注目が再燃

株式市場 銘柄

■収益傾向が「下期型」のため次第に期待が強まる可能性

 立花エレテック<8159>(東1)は3月1日、3日続伸し、1765円(35円高まで上げて戻り高値に進んだ。第3四半期決算(2月7日発表)が好調で、連結純利益(2018年4~12月)が前年同期比14.3%増加したことなどへの注目が再燃したとの見方が出ている。

 会社発表の1日のニュースとしては、「2020年新卒採用のエントリーをリクナビにて受付開始しました」とあるだけだが、株式市場では、業績拡大への期待が根強いようだ。第3四半期までの連結営業利益(累計)は、前年同期比7.0%増加して47.4億円となった。3月通期の見通しは従来予想を据え置き64.5億円(前期比0.9%の増加)。通期見通しの73%を確保した。同社の業績パターンは第4四半期に盛り上がる傾向があるとされるため、これからも注目が繰り返し強まる可能性がある。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る