みずほFGは小幅続落、「巨額特損ショック」2日目は全体相場の下げも影響

株式市場 銘柄

■まだ消化難の見方あり下値メドを探る様子

みずほフィナンシャルグループ(みずほFG)<8411>(東1)は3月8日、1.0%安の170.7円(1.8円安)で始まり、続落模様となった。6日の取引終了後、約6800億円の特別損失の計上を発表。翌7日は取引時間中の安値が3.7円安の171.5円(2.1%安)にとどまったが、「まだまだ消化難」「下値メドが見えたわけではない」(市場関係者)との見方が出ている。

 今朝の東京株式市場は、ECB(欧州中央銀行)がユーロ圏の経済見通しを下方修正したと伝えられ、NYダウが大幅続落の200.23ドル安(2万5473.23ドル)となったことなどがあり、9時10分過ぎの日経平均は0.97%安の220円安(約2万1235円)前後で推移。時価総額型の株価指数であるTOPIX(東証株価指数)は0.91%安の16ポイント安(1586ポイント)前後で推移。みずほFGは時価総額が大きい部類のため、指数先物による裁定取引の影響も受けているようだ。(HC) 

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る