マネジメントソリューションズは上値試す、19年10月期大幅増収増益予想

株式市場 銘柄

 マネジメントソリューションズ<7033>(東マ)は、プロジェクトマネジメントコンサルティングなどのコンサルティング事業を展開している。19年10月期大幅増収増益予想である。なお4月2日に立会外分売を実施した。株価(19年4月1日付で株式3分割)は3月の上場来高値から反落したが、自律調整を交えながら上値を試す展開が期待される。

■プロジェクトマネジメントコンサルティング

 18年7月東証マザーズに新規上場した。プロジェクトマネジメントコンサルティングやプロジェクトマネジメント実行支援などのコンサルティング事業を展開している。25年10月期に売上高200億円、社員数1000名超を目指している。

 19年1月には、こころみ(対話AIシステム向けソリューションなど)との資本業務提携、インテグラート(事業投資リスクマネジメントシステム開発など)との資本業務提携を発表した。

■19年10月期大幅増収増益予想

 19年10月期連結業績予想は、売上高が18年10月期比30.0%増の37億92百万円、営業利益が30.4%増の4億23百万円、経常利益が34.2%増の4億20百万円、純利益が33.4%増の2億91百万円としている。積極的な営業を展開して大幅増収増益予想としている。

 第1四半期は売上高が8億44百万円、営業利益が58百万円、経常利益が57百万円、純利益が38百万円だった。進捗率はやや低水準の形だが、期中で新たに採用したコンサルタントの売上高が在籍期間とともに積み上がるため、売上高、利益とも下期偏重の特性があるとしている。通期ベースで好業績を期待したい。

■株価は上値試す

 株価(19年4月1日付で株式3分割)は3月22日の上場来高値2430円から反落したが、自律調整を交えながら上値を試す展開が期待される。4月8日の終値は1889円、今期予想連結PERは約35倍、時価総額は約104億円である。

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