日本エム・ディ・エムが年初来の高値、売上高や純利益の予想を増額し注目強まる

株式市場 銘柄

■米国で新規顧客獲得が想定を上回り米子会社の著しい業績回復など寄与

日本エム・ディ・エム<7600>(東1)は4月16日、続伸幅を広げて始まり、取引開始後に1234円(64円高)をつけて年初来の高値に進んだ。人工関節などの整形外科用品、機器の専門商社で、15日の取引終了後、2019年3月期通期の連結売上高や純利益の予想を増額修正して発表し注目が強まった。1200円台は、取引時間中としては18年12月7日以来。

 売上高は、新規顧客獲得が想定を上回ったことから米国売上高が伸張したことなどにより、従来予想を6%引き上げて167.0億円の見込み(前期比12.8%の見込み)とした。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、米国子会社の著しい業績回復により、連結財務諸表において、子会社製品の未実現利益の消去に係る繰延税金資産を計上する必要が生じたことなどにより、従来予想を32%引き上げて19.80億円の見込み(同38.8%の増加)とした。増額後の予想1株利益は75円ちょうどとした。(HC)

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