【株式市場】日米貿易交渉を見定めたい雰囲気で日経平均は堅調だがTOPIXは小安い

株式

◆日経平均は2万2208円22銭(39円11銭高)、TOPIXは1626.53ポイント(1.40ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億5961万株

チャート5

 4月16日(火)前場の東京株式市場は、日米の閣僚級貿易交渉が米国時間の15日にスタートし、食品株の一角が高いものの様子見姿勢があったようで、日経平均は60円安で始まった後73円79銭安(2万2095円32銭)まで軟化した。ただ、為替は米経済指標を受けてドルが買われ、円安基調になり、自動車株や電機・精密機器などが総じて高い。日経平均は10時前に92円22銭高(2万2261円33銭)まで上げた。前引けも39円11銭高と堅調だった。

 一方、TOPIX(東証株価指数)は前引けにかけて小安くなり、東証マザーズ指数も安い。

ソニー<6758>(東1)が4日続伸基調となり、米ウォルト・ディズニーが開始する動画配信サービス「ディズニー・プラス」をゲーム機に配信する契約とされ活況高。寿スピリッツ<2222>(東1)は 3月の月次動向が注目されて出直り拡大。RPAホールディングス<6572>(東1)は今期の大幅増益見通しなどが注目されてストップ高。ティーケーピー<3472>(東マ)は事業買収が材料視されて急伸。ベルグアース<1383>(JQS)はツムラ(4540)との提携が注目されて朝方一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億5961万株、売買代金は1兆997億円。1部上場2141銘柄のうち、値上がり銘柄数は724銘柄、値下がり銘柄数は1293銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る