【株式市場】NY株高の割に自動車株など安く日経平均は5円安だがマザーズ指数などは高い

株式

◆日経平均は2万2254円42銭(5円32銭安)、TOPIXは1617.53ポイント(5.44ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億6322万株

チャート14

 4月24日(水)前場の東京株式市場は、NYダウの大幅反発とS&P500指数の終値での最高値更新などを受け、日経平均は97円高で始まった後103円18銭高(2万2362円92銭)まで上げた。ただ、ブリヂストン<5108>(東1)ホンダ<7267>(東1)などが軟調で、ソニー<6758>(東1)も9時半頃から軟調に転換。日経平均も伸びきれず、11時過ぎから軟調になり、前引けは5円32銭安(2万2254円42銭)となった。一方、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 第1四半期決算が大幅増益だったキヤノンマーケティングジャパン<8060>(東1)が一気に年初来の高値に進み、小惑星探査機「はやぶさ2」関連の明星電気<6709>(東2)は利益・配当予想の増額が好感されて急伸。ソケッツ<3634>(東マ)は「感性メタデータ」を資生堂(4911)のグループ会社に提供との発表が注目され連日急伸。医学生物学研究所<4557>(JQS)は2019年3月期の最終利益の黒字転換と今期の黒字拡大見通しなどが好感されて買い気配のままストップ高。

 24日、新規上場となったハウテレビジョン<7064>(東マ)は公開価格1210円を71%上回る2064円の買い気配。まだ売買は成立していない。

 東証1部の出来高概算は5億6322万株、売買代金は1兆8397億円。1部上場2140銘柄のうち、値上がり銘柄数は823銘柄、値下がり銘柄数は1200銘柄となった。(HC)

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