【株式市場】日経平均は反落するが材料株など強くマザーズ指数、JQ平均は高い

株式

◆日経平均は2万2200円00銭(59円74銭安)、TOPIXは1612.05ポイント(10.92ポイント安)、出来高概算(東証1部)は12億1358万株

チャート14

 4月24日(水)後場の東京株式市場は、4月24日(水)後場の東京株式市場は、中国株式の下げが目立つとされて日経平均は前引けの5円安に対して28円安で始まり、13時にかけて134円26銭安(2万2125円48銭)まで下押した。中で、ノルマ制を廃止と伝えられた三井住友FG<8316>(東1)などの大手銀行株が13時頃から時間とともに回復基調に転じ、自動車株は下げ止まる様子となり、日経平均も一進一退から緩慢だが回復傾向となった。大引けも小安く反落した。一方、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 後場は、正午に3月決算を発表したジャフコ<8595>(東1)が一時的に軟化したものの13時半頃からは次第高となり、13時30分に発表した石塚硝子<5204>(東1)は急動意。14時に発表したJFEシステムズ<4832>(東2)は一段高。になるなど、4月24日14時に2019年3月期の連結決算を発表し、鉱研工業<6297>(JQS)は業績回復の期待が言われて動意活発。

 24日、新規上場となったハウテレビジョン<7064>(東マ)は前後場とも買い気配のまま初値がつかず、大引けは気配値のまま上がる場合の本日の上限値段に達し、公開価格1210円の2.3倍の2783円の買い気配となった。

 東証1部の出来高概算は12億1358万株(前引けは5億6322万株)、売買代金は2兆3229億円(同1兆8397億円)。1部上場2140銘柄のうち、値上がり銘柄数は547(同823)銘柄、値下がり銘柄数は1510(同1200)銘柄。

 また、東証33業種別指数はで値上がりした業種は6業種(前引けは7業種)にとどまり、値上がりした業種は、サービス、その他製品、医薬品、海運、情報・通信、精密機器、のみだった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る