【株式市場】10連休の前日で日経平均は反落だが好業績株などの強さ目立つ

株式

◆日経平均は2万2258円73銭(48円85銭安)、TOPIXは1617.93ポイント(12.35ポイント安)、出来高概算(東証1部)は13億1805万株

チャート14

 4月26日(金)後場の東京株式市場は、最高益の観測報道が出たダイキン工業<6367>(東1)が一段とじり高基調を強め、25日に連続最高益基調の決算を発表したインフォコム<4348>(東1)も一段高など、好業績株の強さが目立った。10連休の直前とあって、現金比率を高める動きはあった模様だが、日経平均は172円安ではじまったあと次第に持ち直して48円安となった。前日比では反落したが底堅さを見せた。一方、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 後場は、13時過ぎに月決算と今期見通しを発表した三菱電機<6503>(東1)が急伸し、トリニティ工業<6382>(東2)は14時40分の発表から急伸。リネットジャパングループ<3556>(東マ)は今9月期の業績回復期待が再燃とされて一段ジリ高。大塚家具<8186>(JQS)は社長が実父との和解を提案とテレビのワイドショーなどで伝えられ後場活況高。

 東証1部の出来高概算は13億1805万株(前引けは6億3255万株)、売買代金は2兆5756億円(同1兆2073億円)。1部上場2140銘柄のうち、値上がり銘柄数は731(同384)銘柄、値下がり銘柄数は1325(同1692)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は12業種(前引けは3業種)となり、精密機器、海運、鉱業、医薬品、その他金融、卸売り、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  2. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  3. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  4. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  5. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  6. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る