【株式市場】日経平均は朝方の295円安を下値に持ち直し傾向、材料株や好業績株など高い

株式

◆日経平均は2万361円76銭(239円43銭安)、TOPIXは1496.72ポイント(15.56ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億9043万株

チャート12

 6月3日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNYダウ354ドル安を受け、日経平均は取引開始直後に295円45銭安(2万305円74銭)まで下押した。ただ、自社株買いを実施中の三菱地所<8802>(東1)などの不動産株が高く、中国景気敏感株とされる安川電機<6506>(東1)は朝寄り後を下値に持ち直し、日経平均も、その後は持ち直し気味に推移した。前引けは239円43銭安(2万361円76銭)。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

ココカラファイン<3098>(東1)が買い気配からストップ高で始まり、スギホールディングス<7649>(東1)との経営統合を好感。北の達人コーポレーション<2930>(東1)は通販化粧品の品切れ・予約待ち3万人超との発表が材料再燃とされて急反発。にストップ高となり、サンコーテクノ<3435>(東2)は業績好調などへの評価が再燃とされて活況高。AppBank<6177>(東マ)は赤字縮小傾向が注目されて高い。ガーラ<4777>(JQS)は韓国のIT企業との提携が材料視されて一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億9043万株、売買代金は1兆29億円。1部上場2141銘柄のうち、値上がり銘柄数は320銘柄、値下がり銘柄数は1763銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る