楽天グループ、フィンテック再編再始動、銀行・証券・カード連携強化

■金利上昇と競争激化受け組織最適化を再検討

 楽天グループ<4755>(東証プライム)と楽天銀行は2月25日、フィンテック事業再編に向けた協議の再開始と基本合意書の締結を発表した。両社は2024年4月に協議開始を公表し、同年9月に取り止めていたが、2026年2月25日開催の各社取締役会決議に基づき再始動する。

■生成AI活用とデータ連携強化で成長加速

 国内金利の動向による調達環境の変化や銀行間の預金獲得競争激化、生成AI活用やデータ連携の重要性の高まり、NISA制度拡充など事業環境が急速に変化する中、グループストラクチャー最適化を通じてデータ連携強化やAI活用、調達コスト最適化を図る体制構築が必要と判断した。銀行・カード・証券の連携を一層深め、楽天エコシステム拡大と企業価値向上を目指す。

 楽天銀行、楽天カード、楽天証券ホールディングス等を1つのグループに集約する組織再編を想定する。再編後も楽天銀行は東証プライム市場上場を維持予定で、効力発生は2026年10月を目指す。特別委員会設置や外部アドバイザー選任など公正性確保策を講じ、最終契約締結と必要な許認可取得を経て実行する方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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