【株式市場】日経平均は4日続落するが好業績株など高く後場は底堅い

株式市場 銘柄

 6月3日は、ココカラファイン<3098>(東1)がストップ高(700円高の4910円、16.6%高)となり東証1部の値上がり率トップに入り、スギホールディングス<7649>(東1)との経営統合に向けた検討開始などを好感。

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東1)もストップ高(100円高の779円、14.7%高)となり、正午過ぎにAmazonのサイト上でも宅配買取サービスを開始するとの発表を受けて後場の取引開始から急伸し大引けもストップ高。

 コロプラ<3668>(東1)は引き続きスマートフォン向け新作RPG『最果てのバベル』の事前ダウンロード開始日が2019年6月11日(火)に決定と30日に発表したことなどが期待材料視されて2日連続大幅高となり、一時ストップ高(150円高の903円、19.9%高)まで上げて大引けも11.9%高。

 ウインテスト<6721>(東2)は9.8%高となり、正午過ぎに大型受注を発表し後場寄りから急動意。デュアルタップ<3469>(東1)は7.4%高となり、3日付で発表した「5月度入居率」などが注目されて出直りを拡大。

 上場3日目のバルテス<4442>(東マ)は10.0%高となり、引き続き業績動向などが注目されて連日高値を更新。JIGーSAW<3914>(東マ)は7.6%高となり、第1四半期(1~3月)の営業利益が前年同月比40%増加したことなどが注目されて3日連続大幅続伸。

 ガーラ<4777>(JQS)は海外のIT企業との提携が材料視されてストップ高(80円高の339円、30.9%高)。多摩川ホールディングス<6838>(JQS)は28.4%高となり、5月下旬に好決算が注目されて2日連続ストップ高を交えて急伸し、その後の調整が浅いことなどが言われて評価が再燃する形で再騰し高値を更新した。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る