カルナバイオSは朝からストップ高気配続く、米ギリアド社からの契約金に注目集中

株式市場 銘柄

■開発中の新規がん免疫療法にかかわる権利を供与

 カルナバイオサイエンス<4572>(JQG)は6月25日、買い気配のままストップ高の1062円(150円高)に達し、10時10分を過ぎてもまだ売買が成立していない。同日朝、米ギリアド・サイエンシズ・インク(Gilead Sciences, Inc.、ギリアド社)へのライセンス供与契約と一時金20百万ドル(約21億円)の受領、連結業績見通しの上方修正を発表し、注目集中となった。

 研究開発中の新規がん免疫療法の創薬プログラムの開発・商業化にかかる全世界における独占的な権利をギリアド社に供与する。今12月期の連結売上高の予想については、創薬事業を21.00億円(前回公表予想比16.60億円増、従来予想比377.3%増)、創薬支援事業を9.38億円(同1.38億円増、同17.3%増)、連結売上高を30.38億円(同17.98億円増、同145.0%増)にそれぞれ上方修正した。修正後の今期予想1株利益は20円12銭。(HC)

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