【株式市場】前場の日経平均は405円安で反落模様、ここ5日続伸のためひとまず利食う様子

◆日経平均は4万81円61銭(405円78銭安)、TOPIXは2829.65ポイント(23.19ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は8億2222万株

 7月1日(火)前場の東京株式市場は、為替の円高などが言われて自動車株や機械、精密、半導体関連株などに下げる銘柄が見られ、日経平均は146円安で始まり午前11時過ぎに478円安(4万9円)まで下押して前引けとなった。日経平均が直近まで5日続伸し計2100円値上がりしたため、機関投資家などから利食い売りが出たとの見方もあった。東京電力HD<9501>(東証プライム)がデータセンター事業に進出とされて活況高となり、フジクラ<5803>(東証プライム)などの設備関連株も活況高。三菱重工<7011>(東証プライム)などの重工株も高い。山崎パン<2212>(東証プライム)など食品株の一角も高い。

 象印マホービン<7965>(東証プライム)が急伸してストップ高となり業績・配当予想の増額修正と自社株買いなど好感。フジタコーポ<3370>(東証スタンダード)は投資家グループが10倍株として注力とかで2日連続ストップ高。ヒューマン・メタボ<6090>(東証スタンダード)は1日付で東証グロースから東証スタンダードに変更となり注目再燃。レナサイエンス<4889>(東証グロース)はAIを活用したプログラム医療機器など好感され急反発。

 東証プライム市場の出来高概算は8億2222万株、売買代金は2兆1711億円。プライム上場1627銘柄のうち、値上がり銘柄数は412銘柄、値下がり銘柄数は1164銘柄。

 東証33業種別指数は6業種が値上がりし、非鉄金属、電力ガス、その他金融、倉庫運輸、食料品、ゴム製品、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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