【株式市場】米国の早期利下げ期待が後退し日経平均は一時200円安だが材料株などは強い

株式

◆日経平均は2万1548円36銭(198円02銭安)、TOPIXは1581.21ポイント(11.37ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億1303万株

チャート14

 7月8日(月)前場の東京株式市場は、日経平均は80円安で始まった後も軟化し、11時半にかけて200円82銭安(2万1545円56銭)まで下押す場面があった。前週末の米国市場で雇用統計が回復し、早期の利下げ期待が後退したこと、NYダウが一時232ドル安となったことなどが影響した。ただ、トヨタ自動車<7203>(東1)三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)など主力株の一角は強い。日経平均の前引けは198円02銭安(2万1548円36銭)。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

日本通信<9424>(東1)は6月末までに新株予約権の大量行使があったとされて高値を更新。フェニックスバイオ<6190>(東マ)は7月10日からの学会での発表予定などが注目され急伸。新都HD<2776>(JQS)は第1四半期決算の赤字改善などが見直され急伸。

 上場2日目のフィードフォース<7068>(東マ)は9時9分に公開価格1150円の2.4倍の2760円で初値をつけ、3220円まで上げて前引けは3200円だった。

 東証1部の出来高概算は5億1303万株、売買代金は7420億円。1部上場2149銘柄のうち、値上がり銘柄数は536銘柄、値下がり銘柄数は1503銘柄となった。(HC)

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