【株式市場】米再利下げ期待が再燃し日経平均は後場120円高まで上げ3日続伸

株式

◆日経平均は2万677円22銭(114円06銭高)、TOPIXは1506.77ポイント(12.44ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億2472万株

チャート13

 8月20日(火)後場の東京株式市場は、米トランプ大統領のツイッター発言などを受けて米国の再利下げに期待が再燃し、低金利が追い風になる伊藤忠商事<8001>(東1)などの大手商社株が一段と強含んだ。日経平均は84円高で始まり、その後ジリ高基調。三井不動産<8801>(東1)などの不動産株も強く、日経平均は大引間際に根場の高値を小幅だが上回り120円90銭高(2万684円06銭)まで上げ、3日続伸となった。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、バイオ株の動意が目立ったほか、韓国向けの「レジスト」輸出2件目の許可かと伝わり東京応化工業<4186>(東1)が一段とジリ高基調を強め、証券取引システムなどのインタートレード<3747>(東2)LINE<3938>(東1)の「LINE証券」が20日開業したことなどが注目されて急伸。LibWork(リブワーク)<1431>(東マ)はいぜん自社株買いと上場記念優待などが材料視されて上場来の高値を連日更新。カーメイト<7297>(JQS)は凶悪ともいえるあおり運転事件を受けてドライブレコーダーが注目され連日大幅高。

 東証1部の出来高概算は少なく4億4451万株、売買代金は7524億円。1部上場2149銘柄のうち、値上がり銘柄数は1449銘柄、値下がり銘柄数は576銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種が値上がりし、値上がり率の上位は、不動産、証券・商品先物、石油・石炭、電気機器、化学、金属製品、情報・通信、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る