【株式市場】NYダウ大幅反発など受け日経平均は朝方112円高のあと伸び悩む

株式

◆日経平均は2万647円87銭(29円30銭高)、TOPIXは1497.82ポイント(0.31ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億株割れ続き4億6778万株

チャート13

 8月22日(木)前場の東京株式市場は、NYダウが前日の下げ幅を上回る大幅反発となり、東京エレクトロン<8035>(東1)が3日続伸基調の高値更新で始まるなどで、日経平均は87円高で始まったあと112円62銭高(2万731円19銭)まで上げた。一方、ソニー<6758>(東1)は朝寄り後ほどなく軟化など、値動きの重い銘柄も少なくなく、日経平均はその後一進一退となり、前引けは29円30銭高(2万647円87銭)となった。主な株価指数は堅調だが、日経JASDAQ平均は小安い。

資生堂<4911>(東1)が戻り高値を更新し、政府が21日発表した訪日外国人観光客数などが好感され、マーケットエンタープライズ<3135>(東マ)は業績拡大への評価再燃や年初からの値動き動向が注目されて高値を更新。エスエルディー<3223>(JQS)は8月第2四半期の業績への期待が言われて急伸。

 東証1部の出来高概算はこのところ5億株に届かず4億6778万株、売買代金は8258億円。1部上場2150銘柄のうち、値上がり銘柄数は970銘柄、値下がり銘柄数は1020銘柄となった。(HC)

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