パイプドHDのグループ企業、パイプドビッツは情報資産プラットフォーム「スパイラル」をバージョンアップ

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■2019年10月2日より新バージョン1.13の提供を開始

パイプドHD<3919>(東1)のグループ企業、パイプドビッツは、情報資産プラットフォーム「スパイラル」をバージョンアップし、2019年10月2日より新バージョン1.13の提供を開始する。

 3年ぶりのメジャーバージョンアップとなる「スパイラル」1.13は、最新の認証技術に対応する今後の機能追加に備え、OSとミドルウェアへのアップデートを実施する。これにより、「スパイラル」を基盤に構築されるWebアプリケーションにおいて、将来、IDとパスワード以外にFIDO認証や二段階認証などの様々な認証技術を用いて、より強固なセキュリティを維持した会員制サービスが構築できるようになる。

 なお、9月4日に新バージョン1.13のβ版を受付開始した。なお、現行バージョンは1.12.8。

 ネットショッピングやオンラインバンキングなどの会員制サービスや、多種多様なキャッシュレス決済の登場により、ユーザーの利便性が上がる一方で、システムの脆弱性を狙ったリスト型アカウント攻撃などによる「不正ログイン」被害が続出している。そこで、経済産業省は、決済事業者などに対し、リスト型アカウント攻撃をはじめとする不正アクセスに備えた十分な対策を講じるよう要請し、セキュリティ対策の見直しとセキュリティレベルの向上を求めている。

 その様な状況の中で、パイプドビッツが提供する「スパイラル」は、これまでも「スパイラル」を利用する企業の様々な情報資産を安全に預かり、データ利活用を加速化させるWebアプリケーション構築プラットフォームとして進化してきた。

 今回提供する新バージョンver1.13では、FIDO認証や二段階認証など、進化する認証技術に対応するための機能追加に備え、OSやミドルウェアを最新に更新し、システム性能の向上を図る。そのため、これまで以上にシステム環境の堅牢性を高め、「スパイラル」を利用する企業が、より多くの会員限定向けサービスを提供するシーンで、安心して便利にデータを管理・活用できる。

 「スパイラル」では様々なWebアプリケーションを構築でき、ユーザーがログインしてサービスを利用する会員制サービスの構築も可能であり、今後のバージョンアップでの機能追加では、ログイン認証強化を目的とする認証機能の追加を予定している。これまでのID・パスワード認証やメール認証に加えて、FIDO認証や二段階認証などの進化する認証技術にも対応できる。

▼「スパイラル」1.13について
URL: https://www.smp.ne.jp/update/ver113/

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