ウィルグループが急伸、業績予想の大幅増額と自社株買いが好感される

■第2四半期の連結営業利益は従来予想を50%増額

ウィルグループ<6089>(東1)は9月20日、買い気配のあと969円(105円高)で始まり急伸商状となっている。19日の取引終了後、第2四半期累計期間の連結業績予想の大幅な増額修正と自己株式の取得(自社株買い)を発表し、注目殺到となった。

 主要3事業(セールスアウトソーシング事業、コールセンターアウトソーシング事業、ファクトリーアウトソーシング事業)に加え、注力3事業(介護ビジネス支援事業、海外HR事業、スタートアップ人材支援事業)とも好調に推移したことにより、第2四半期累計期間(2019年4~9月)の連結営業利益の見通しは従来予想を50%増額して21.0億円の見込みに、純利益は同69%増額して11.0億円の見込みに修正した。増額後の予想1株利益は49円45銭。

 また、自社株買いは、30万株(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合1.35%)または取得総額3億円を上限に、2019年9月20日から同年12月30日まで実施する。(HC)

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