【株式市場】中南米の通貨不安など言われ日経平均は9月18日以来の2.2万円割れ

株式

◆日経平均は2万1878円90銭(169円34銭安)、TOPIXは1604.25ポイント(19.02ポイント安)、出来高概算(東証1部)は13億5366万株

チャート14 9月27日(金)後場の東京株式市場は、メキシコとアルゼンチンの景気後退懸念や通貨安への懸念が言われ、米国の株価指数先物が夜間取引で不安定とされ、日経平均は293円安で始まった。前場のKLab<3656>(東1)を追うようにコロプラ<3668>(東1)が次第高となり、ゲーム株人気が継続。一方、日経平均は下げ幅200円台のまま安く、前日比で大幅反落。終値での2万2000円割れは9月18日以来となった。

 Delta-Fly Pharma(デルタフライファーマ)<4598>(東マ)が開発中の抗がん剤化合物への期待再燃となって戻り高値に進み、AMBITION<3300>(東マ)は業績動向への見直しが再燃とされて出直りを拡大。

 東証1部の出来高概算は13億5366万株(前引けは6億47万株)、売買代金は2兆3672億円(同1兆148億円)。1部上場2150銘柄のうち、値上がり銘柄数は418(同303)銘柄、値下がり銘柄数は1677(同1792)銘柄。

 また、東証33業種別指数は精密機器、鉱業、の2業種が値上がり(前引けは全33業種が値下がり)した。(HC)

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