【株式市場】個別物色は活発だが米国からの中国投資制限観測などあり日経平均など軟調

株式

◆日経平均は2万1780円20銭(98円70銭安)、TOPIXは1591.46ポイント(12.79ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億195万株

 9月30日(月)前場の東京株式市場は、米国からの中国向け投資を制限するとの観測が出たためか、様子見姿勢があり、トヨタ自動車<7203>(東1)ファナック<6954>(東1)などが反落してスタート。日経平均は取引開始後に140円37銭安(2万1738円53銭)まで下押した。一方、ソニー<6758>(東1)などは堅調に推移し、日経平均はその後、小動きのまま前引けは98円70銭安(2万1780円20銭)となった。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も軟調。

 第1四半期決算が大幅増益となった日本エンタープライズ<4829>(東1)が急伸し、コロプラ<3668>(東1)は国内の「iPhone」向けスマホゲームの売上高好調などが言われてストップ高。アクセルマーク<3624>(東マ)は人気ゲームの世界105ヵ国での開始が注目されて一時ストップ高。HAPiNS(ハピンズ)<7577>(JQS)はライザップ(RIZAP)グループの企業再編に関する思惑があるとされて一時3日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億195万株、売買代金は8707億円。1部上場2150銘柄のうち、値上がり銘柄数は465銘柄、値下がり銘柄数は1614銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は2業種にとどまり、非鉄金属、海運、が高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る