【株式市場】香港で建国記念日に大規模デモの懸念あり日経平均など安い

株式

◆日経平均は2万1755円84銭(123円06銭安)、TOPIXは1587.80ポイント(10.50ポイント安)、出来高概算(東証1部)は12億6255万株

チャート14

 9月30日(月)後場の東京株式市場は、中国の建国70周年の記念日(10月1日)に香港で一段と大規模なデモが予定されているといった観測が聞かれ、日経平均は100円安で始まった後ジリ安基調となった。前場は堅調だったソニー<6758>(東1)が12時頃から軟調になり、ホンダ<7267>(東1)は一段ジリ安基調。日経平均は14時40分にかけて212円30銭安(2万1666円60銭)まで下押し、大引は2日続落となった。主な株価指数はそろって安い。

 後場は、一段と個別物色の色彩が濃くなり、13時に自己株式の取得(自社株買い)と自己株式の消却を発表した塩野義製薬<4507>(東1)が急伸。サイオス<3744>(東2)は今12月期の復配期待などが言われて一段と強含み、アズーム<3496>(東マ)は貸会議室事業への進出などが注目されて出直りを拡大。

 東証1部の出来高概算は12億6255万株(前引けは5億195万株)、売買代金は2兆3371億円(同8707億円)。1部上場2150銘柄のうち、値上がり銘柄数は465銘柄(前引けも465銘柄)、値下がり銘柄数は1624(同1614)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は、サービス1業種のみ(前引けは非鉄金属、海運の2業種)だった。(HC)

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