加賀電子が地盤調査改良データ解析などのジオサインに資本参加

新製品&新技術NOW

■すでにGPSレシーバーや住宅検査用ドローンなどの開発に取組む

加賀電子<8154>(東1)はこのほど、住宅向け地盤調査および地盤改良に関わるアプリケーションのクラウドサービスなどを行うジオサイン株式会社(東京都千代田区、代表取締役成田芳文社長)の第三者割当増資を引き受けて資本参加した。

■ジオサインの「G‐Web System」は50万件以上の施工実績

 ジオサインは、これまで50万件以上の施工実績があり、地盤などの調査データを現場から事務所にリアルタイム送信し共有できるなどで業務のICT化や労働生産性の向上・労働環境の整備に有効なサービスである「G‐Web System」などで知られる。導入現場からは、「3時間かかっていた社内業務が1時間程度で終わるようになった」との声もあるという。

 出資割合は、今のところ業務提携程度の模様だが、加賀電子では、この「G‐Web System」で必要となる電子機器の製造・販売ならびに、ジオサインが展開する新たなソフトウェアのサービスにおけるIoT機器納入を通じて、住宅産業のICT化に寄与すべく、ジオサインとともに市場開拓を推し進めていく。

 また、ジオサインの発表によると、両社は、すでにGPSレシーバーや住宅検査用ドローンなど新製品の開発に共同で取り組んでいるとした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る