北の達人コーポレーションは上値試す、２０年２月期大幅増収増益予想で２Ｑ累計順調
- 2019/10/29 04:39
- 株式投資ニュース
北の達人コーポレーション＜２９３０＞（東１）は、自社オリジナルブランドの健康美容商品等のネット通販を展開している。２０年２月期大幅増収増益予想である。第２四半期累計は大幅増収増益と順調だった。通期も収益拡大を期待したい。株価は年初来高値圏から一旦反落したが、自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。
■健康美容商品等のネット通販
自社オリジナルブランドの健康美容商品等のネット通販を展開している。小じわ対策のヒアルロン酸化粧品や粉末オリゴ糖が主力で、確かな商品品質に裏付けられた定期購入型のビジネスモデルを特徴としている。
■２０年２月期大幅増収増益予想で２Ｑ累計順調
２０年２月期の非連結業績予想は、売上高が１９年２月期比３１．６％増の１０９億３９百万円、営業利益が４５．２％増の２７億０２百万円、経常利益が４５．２％増の２７億０３百万円、純利益が４６．２％増の１８億９０百万円としている。
第２四半期累計は、売上高が前年同期比２８．０％増の５０億５５百万円、営業利益が４５．８％増の１３億９０百万円だった。広告出稿抑制で売上高は計画を下回ったが、集客体制の強化や「刺す化粧品」シリーズの大ヒットで大幅増収となり、各利益は計画超の大幅増益だった。
第２四半期累計の進捗率は売上高４６．２％、営業利益５１．４％と順調である。通期も収益拡大を期待したい。
■株価は上値試す
株価は年初来高値圏から一旦反落したが、自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。１０月２８日の終値は６４３円、時価総額は約９０７億円である。
関連記事
ピックアップ記事
-
2025/5/21
【熱中症対策】企業の半数以上が「義務化」を認知、建設業で突出した意識■９割超が対策を実施も、「ＷＢＧＴ」の認知は依然として低調 帝国データバンクの調査により、「熱中… -
2025/5/20
吉野家ＨＤ、ラーメン事業を第３の柱に５年で５倍成長へ、中期経営計画を発表■「変身と成長」掲げ１３００億円の積極投資、収益構造の転換図る 吉野家ホールディングス＜９８６１… -
■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献 シャープ＜６７５３＞（東証プライム）は５月２０日、…
