【株式市場】日経平均は一時昨年10月以来の高値に進み終値は3日続伸

株式

◆日経平均は2万3373円32銭(80円51銭高)、TOPIXは1705.71ポイント(2.75ポイント高)、出来高概算(東証1部)は増加して16億2299万株

チャート15

 11月26日(火)後場の東京株式市場は、円安基調の鈍化などを受け、前引けは高かったホンダ<7267>(東1)が小安く始まり、中国景気敏感の安川電機<6506>(東1)は上げ幅を縮めて始まった。日経平均は100円高で始まり、この水準を挟んで一進一退。中で、ソニー<6758>(東1)はジリ高傾向を続け、東京エレクトロン<8035>(東1)は大引け間際に再び上昇。日経平均やTOPIXは前場、2018年10月以来の高値を更新し、終値は3日続伸となった。日系JASDAQ平均は18年12月以来の高値を更新し、マザーズ指数は19年8月以来の900ポイントを回復。

 後場は、日本電子材料<6855>(東1)が半導体市況の回復期待などで一段とジリ高傾向になり、大幸薬品<4574>(東1)はインフルエンザ流行が材料視されて一段と強含んだ。インパクトHD<6067>(東マ)はインドの合弁会社に英系ファンドなど複数の投資会社が株式取得の動きと海外報道が出た模様で13時前からストップ高。ログリー<6579>(東マ)は政府の個人情報保護委員会に関する報道を受けて「クッキー(Cookie)」を用いない技術に着目とされ14時半過ぎからストップ高。

 東証1部の出来高概算は増加して16億2299万株(前引けは5億7601万株)、売買代金も増え3兆1584億円(同1兆476億円)。1部上場2155銘柄のうち、値上がり銘柄数は852(同1226)銘柄、値下がり銘柄数は1199(同799)銘柄。

 また、東証33業種別指数は14業種(前引けは27業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、電気機器、精密機器、ゴム製品、保険、鉄鋼、水産・農林、サービス、非鉄金属、海運、その他製品などとなった。(HC)

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