【株式市場】選別色強まり日経平均は4日ぶり2万円割るがTOPIXなど高い

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は1万9983円32銭(36円72銭安)、TOPIXは1619.07ポイント(0.23ポイント高)、出来高概算(東証1部)18億7004万株

チャート5 27日後場の東京株式市場は、11時に前3月期の決算を発表した日本ガイシ<5333>(東1)が前引けにかけて急伸したものの、後場寄り後は伸び切れないなど、全体に重さが感じられる展開となり、日経平均は大引けまで軟調に推移して終値ではは21日以来4営業日ぶりに2万円を割った。ただ、TOPIXやJPX日経400、日経JASDAQ平均は高い。

 個別物色の色彩が強まり、特別利益を発表した日本紙<3863>(東1)が上げ、アイフル<8515>(東1)は30日の日銀・金融政策決定会合に期待とされて反発し、クボテック<7709>(東1)は引き続き古河電気工業(5801)と共同開発の超伝導フライホイールなどが材料視されて8日連続ストップ高、メドレックス<4586>(東マ)はバイオ医薬開発に関して韓国で特許取得とされて年初来の高値、アイビー化粧品<4918>(JQS)は皮膚の老化防止に関する特許が言われて2日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は18億7004万株(前引けは9億9382万株)、売買代金は2兆846億円(同1兆253億円)。1部上場1882銘柄のうち、値上がり銘柄数は937(993)銘柄、値下がり銘柄数は796(同718)銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は18業種(前引けは20業種)となり、値上がり率上位の業種は、パルプ・紙、繊維製品、空運、その他金融、ガラス・土石、小売り、電気機器、陸運、などとなった。

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