【株式市場】材料株など強く1ドル120円台に入り日経平均5日連続高値

株式市場

チャート1 5日後場の東京株式市場は、13時頃から国内でも1ドル120円台に入り、7年ぶりの円安水準になったため、日経平均は次第に浮上し、大引けにかけては35円08銭高(1万7922円29銭)まで上げて7年ぶりの高値を5日連続更新した。前場高値に進んだトヨタ自動車<7203>(東1)などは一進一退に転じたが、交代するように三菱重工業<7011>(東1)などが大引けにかけて上値を追った。材料株や好業績株の物色は活発で、綜合臨床ホールディングス<2399>(東1)は昨日発表の第1四半期決算を好感してストップ高となり東証1部の値上がり率1位。日本海洋掘削<1606>(東1)は沖縄の沖合いに国内最大の熱水鉱床と伝えられて急動意となり同2位。ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>(JQS)は10日に海外展開の説明会と伝えられて10時過ぎから動き出し、後場は一段上げてストップ高となった。

東証1部の出来高概算は20億7006億円(前引けは10億273万株)、売買代金は2兆3027億円(同1兆775億円)。1部上場1848銘柄のうち、値上がり銘柄数は976(同669)銘柄、値下がり銘柄数は716(同1017)銘柄。

また、東証33業種別指数は21業種(同13業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、保険、金属製品、水産・農林、機械、証券・商品先物、化学、医薬品、ゴム製品、パルプ・紙、その他金融、不動産、電気機器、などとなった。

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