【株式市場】日経平均は194円高、後場は中盤から再び上値を指向しTOPIXは2000ポイントを回復

東京証券取引所

◆日経平均は2万7696円44銭(194円58銭高)、TOPIXは2001.09ポイント(13.35ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は11億4174万株

 2月16日(木)後場の東京株式市場は、米株価指数先物が強いとされ、ホンダ<7267>(東証プライム)やソニーG<6758>(東証プライム)、キヤノン<7751>(東証プライム)などが一段ジリ高となり、前場上げた半導体関連株や鉄鋼、造船、機械株などは上げ幅を保って推移。日経平均は198円高で始まり、しばらく横ばい推移だったが14時頃から前場の高値を上回り、大引けにかけて225円80銭高(2万7727円66銭)まで上げ、前日比で大きく反発した。

 後場は、テイクアンドギヴ・ニーズ<4331>(東証プライム)が3期ぶり復配などの好決算を受けて上値を試しながら終盤に一段と上げ、グッドライフカンパニー<2970>(東証スタンダード)やMITホールディングス<4016>(東証スタンダード)は今期大幅増益予想や中期計画など評価され朝から大引けまで買い気配のままストップ高。メディネット<2370>(東証グロース)はNKT細胞技術に関する発表が好感され急伸。マイクロアド<9553>(東証グロース)は好決算に続き地方自治体向けマーケティングプロダクト開始など好感され2日連続ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は11億4174万株(前引けは5億8023万株)、売買代金は2兆6374億円(同1兆3358億円)。プライム上場1836銘柄のうち、値上がり銘柄数は1291(前引けは1319)銘柄、値下がり銘柄数は479(同412)銘柄。

 東証33業種別指数は28業種(前引けは27業種)が値上がりし、値上がり率上位は、その他製品、輸送用機器、ゴム製品、証券商品先物、海運、電気機器、鉄鋼、小売り、繊維製品、機械、不動産、化学、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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