フロンティアインターナショナルは急伸、20年4月期2Q累計大幅増益と順調

株式市場 銘柄

 フロンティアインターナショナル<7050>(東マ)は、イベント企画・制作会社としてプロモーション事業を展開している。20年4月期営業・経常増益予想である。第2四半期累計は大幅増益と順調だった。通期も収益拡大を期待したい。株価は第2四半期累計業績を好感して急伸の展開となった。自律調整を交えながら19年3月の高値を目指す展開を期待したい。

■イベント企画・制作会社

 19年2月東証マザーズに新規上場した。イベント企画・制作会社として、プロモーション事業(イベントプロモーション、キャンペーンプロモーション、PR、スペースプロデュース、デジタルプロモーション、店頭販売支援)を展開している。

■20年4月期営業・経常増益予想で2Q累計順調

 20年4月期連結業績予想は、売上高が19年4月期比3.0%増の131億58百万円、営業利益が2.3%増の11億52百万円、経常利益が2.9%増の11億46百万円、純利益が8.6%減の7億48百万円としている。大型国際イベントなど需要が好調に推移して営業・経常増益予想としている。

 第2四半期累計は、売上高が前年同期比10.8%増の64億62百万円、営業利益が27.1%増の6億84百万円だった。そして通期予想に対する進捗率は売上高が49.1%、営業利益が59.4%と順調だった。通期も収益拡大を期待したい。

■株価は急伸

 株価は第2四半期累計業績を好感して急伸の展開となった。自律調整を交えながら19年3月の高値を目指す展開を期待したい。12月18日の終値は3065円、時価総額は約133億円である。

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