【株式市場】出来高など低調でTOPIXは軟調だが日経平均は朝方106円高のあとも堅調

株式

◆日経平均は2万3858円86銭(42円23銭高)、TOPIXは1731.11ポイント(1.96ポイント安)、出来高概算(東証1部)は4億8520万株

チャート5

 12月23日(月)前場の東京株式市場は、前週末の米国株式の連日最高値を受け、日経平均は取引開始直後に106円46銭高(2万3923円09銭)まで上げた。一方、ソニー<6758>(東1)トヨタ自動車<7203>(東1)は取引開始直後を高値に伸びきれない様子で、日経平均も伸びきれず、前引けは42円23銭高(2万3858円86銭)となった。TOPIXは軟調で、東証マザーズ指数も小安い。

TDCソフト<4687>(東1)東陽テクニカ<8151>(東1)が「ローカル5G」関連株人気再燃とされて活況高。ネクストジェン<3842>(JQG)協和エクシオ<1951>(東1)への新株発行増資を含む資本業務提携などを発表し、調達資金をローカル5G事業などに充当として注目されストップ高買い気配となったことが発端とか。また、「ヤフーファイナンス」のリアルタイム株価が更新されない局面があり、23日を祝日としていたのではとの観測があったがZホールディングス<4689>(東1)は高い。

 新規上場のカクヤス<7686>(東2)は買い気配で始まり、9時32分に公開価格1600円を17%上回る1866円で初値。あと2000円まで上げ、前引けは1999円。global bridge HOLDINGS(グローバルブリッヂホールディングス)<6557>(東マ)は買い気配で始まり、10時36分に4020円(公開価格2690円の49%高)で初値がついた。その後の高値は4040円、前引けは3755円。

 東証1部の出来高概算は少な目で4億8520万株、売買代金は7223億円。1部上場2158銘柄のうち、値上がり銘柄数は704銘柄、値下がり銘柄数は1330銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■60億円の設備投資と記念商品で90年の歴史を祝う  ニッカウヰスキーの創業90周年を機に、アサヒ…
  2. ■12フィートコンテナ80個積載、迅速な物資輸送を実現  センコーグループホールディングス(センコ…
  3. ■主要アパレルブランドのさらなる成長と周辺事業への拡張を目指す  三井物産は6月3日、アパレルブラ…
2024年7月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■熱中症予防対策で家電メーカーや家電量販店も注目  今週の当コラムでは、「確トラ」と「もしハリス」…
  2. どう見るこの相場
    ■予想可能性相場は意外とロングランとなる可能性も  「一難去ってまた一難」である。前週7月第3週は…
  3. ■割安な6銘柄が33%上昇!今後も高騰期待株続々浮上  東証の集計によれば、2005年以降、今年7…
  4. ■サマーラリー目前!投資家は今こそ2年スパンで考えるべき  「株価は半年先を予測する」といわれる。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る