【株式市場】NYダウ反発や為替の円安を受け先物が買い直され日経平均は一時354円高

株式

◆日経平均は2万3552円97銭(348円11銭高)、TOPIXは1722.90ポイント(29.0.ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億3599万株

チャート2

 1月7日(火)前場の東京株式市場は、米国とイランの緊張関係には大きな変化がなかったものの、NYダウが反発し、為替も円安に復帰したことを受けて株価指数の先物が買い直された。米ゼロックスとの契約終了を発表した富士フイルムHD<4901>(東1)や、より高精度なポリープ切除器を発表したオリンパス<7733>(東1)などが上げ、日経平均は115円高で始まったあと一段高。前引けにかけて354円73銭高(2万3559円59銭)まで上げ、前引けも348円11銭高(2万3552円97銭)だった。

象印マホービン<7965>(東1)が12月末に続いて再び上値を追い、今期の業績予想が慎重すぎるとの見方。マーチャント・バンカーズ<3121>(東2)は業績予想の増額が好感されて活況高。サイバー・バズ<7069>(東マ)は動画投稿の新サービス好調とされてストップ高。商品先物取引のフジトミ<8740>(JQS)第一商品<8746>(JQS)は金の小売価格が40年ぶりの高値と伝えられ連日大幅高。

 東証1部の出来高概算は5億3599万株、売買代金は9475億円。1部上場2161銘柄のうち、値上がり銘柄数は1940銘柄、値下がり銘柄数は158銘柄となった。(HC)

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