トゥエンティーフォーセブンは底値圏

株式市場 銘柄

 トゥエンティーフォーセブン<7074>(東マ)は、パーソナルトレーニングジム事業を主力として、パーソナル英会話スクール事業も展開している。20年11月期は顧客獲得に向けた戦略的費用投入で大幅減益予想としている。株価は安値を更新する展開だ。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、高値から3分の1水準でほぼ底値圏だろう。

■パーソナルトレーニングジム事業とパーソナル英会話スクール事業

 19年11月東証マザーズに新規上場した。パーソナルトレーニングジム事業「Workout」を主力として、パーソナル英会話スクール事業「English」も展開している。19年11月末時点の合計店舗数は79店舗(直営73店舗、FC6店舗)である。

■20年11月期大幅減益予想

 20年11月期業績(非連結)予想は、売上高が19年12月期比13.5%増の87億32百万円だが、顧客獲得に向けた戦略的費用投入で営業利益が83.6%減の1億62百万円、経常利益が83.2%減の1億62百万円、純利益が93.1%減の40百万円としている。新規出店16店舗で、期末店舗数95店舗を想定している。

■株価は底値圏

 株価は安値を更新する展開だ。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、高値から3分の1水準でほぼ底値圏だろう。1月29日の終値は1954円、時価総額は約88億円である。

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