【株式市場】NYダウ最高値の割に日経平均は一時47円高にとどまるが個別株は強い

株式

◆日経平均は2万3875円75銭(14円54銭高)、TOPIXは1714.98ポイント(3.94ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億1698万株

チャート6

 2月13日(木)前場の東京株式市場は個別物色の展開になり、大幸薬品<4574>(東1)が新型肺炎対策の消毒薬や3月期末配当の増配、株式分割などを材料に2日続けて大幅高となり、レーザーテック<6920>(東1)は大幅増益の四半期決算に続き証券会社による投資判断アップなどを受けて高値を更新。一方、日経平均はNYダウの最高値にもかかわらず重く、9時半頃に67円27銭安(2万3793円94銭)まで軟化し、11時にかけては47円64銭高(2万3908円85銭)と強張り、前引けは14円54銭高(2万3875円75銭)となった。一方、TOPIXは軟調だった。

 三井金属<5706>(東1)が12日発表の四半期決算など好感されて活況高となり、同じくマクロミル<3978>(東1)はストップ高、コーアツ工業<1743>(東2)も急伸。HENNGE<4475>(東マ)は昨年10月上場後初の第1四半期決算が好感されて急伸高値。共同ピーアール<2436>(JQS)は通期決算と今期予想が好感されて一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算は6億1698万株、売買代金は1兆1175億円。1部上場2159銘柄のうち、値上がり銘柄数は875銘柄、値下がり銘柄数は1152銘柄。

また、東証33業種別指数は12業種が値上がりし、値上がり率上位を見ると、金属製品、鉱業、空運、化学、繊維製品、ゴム製品、などが高い。(HC)

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