【株式市場】円安進み日経平均は後場一時274円高まで上げ大きく反発

株式

◆日経平均は2万3400円70銭(206円90銭高)、TOPIXは1671.86ポイント(6.15ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億3397万株

チャート13

 2月19日(水)後場の東京株式市場は、円安が進み11時半頃から1ドル110円台に入り始めたことなどを受け、東京エレクトロン<8035>(東1)が一段とジリ高傾向になり、ファナック<6954>(東1)TDK<6762>(東1)も再び上値を指向するなど、主力株の強さが目立った。日経平均は197円高で始まり、13時30分前には274円76銭高(2万3468円56銭)まで上げた。大引けも上げ幅200円台を保ち5日ぶりに反発した。

 後場は、アイティメディア<2148>(東1)が第3四半期の大幅増益などを買い直す動きに乗り一段高。システムサポート<4396>(東1)は今6月期の連続最高益予想などがあり高値更新後も強い。アートスパークHD<3663>(東2)は今期の2ケタ増益予想などが注目されて上げ幅を広げ2日続伸。アクリート<4395>(東マ)も在宅勤務の拡大が材料視されてストップ高。両毛システムズ<9691>(JQS)は第3四半期のキロ時価と今期の大幅増益予想などが注目されて出直り拡大。

 東証1部の出来高概算は11億3397万株(前引けは5億5540万株)、売買代金は2兆1109億円(同9647億円)。1部上場2160銘柄のうち、値上がり銘柄数は1245(同1507)銘柄、値下がり銘柄数は801(同537)銘柄。

また、東証33業種別指数は18業種(前引けは24業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、精密機器、ゴム製品、海運、金属製品、電気機器、倉庫・運輸、医薬品、その他製品、などとなった。(HC)

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