【株式市場】米インテルの業績予想など不透明材料に日経平均は一時218円安

株式

◆日経平均は1万9272円42銭(157円02銭安)、TOPIXは1417.21ポイント(8.77ポイント安)、出来高概算(東証1部)は4億8214万株

 4月24日(金)前場の東京株式市場は、NY市場でインテルが今期の業績予想を取り消したと伝えられ、ソニー<6758>(東1)東京エレクトロン<8035>(東1)などが下げ、日経平均は97円安で始まり9時半頃に218円76銭安(1万9210円68銭)まで下押した。その後、中国株が安く始まり、上値が重く、前引けも157円02銭安(1万9272円42銭)となった。

 原油相場の反発を受け出光興産<5019>(東1)などの石油・資源株が続伸基調。外出自粛なら交通事故が減るとの見方で損保株が高い。ネットワンシステムズ<7518>(東1)エイトレッド<3969>(東1)は好決算と今期予想などが好感されて活況高。ウェルス・マネジメント<3772>(東2)は業績予想の増額を受け急伸。アンジェス<4563>(東マ)は新型コロナワクチン開発に新株予約権の行使進展も加わり一段高。Delta-FlyPharma(デルタフライ・ファーマ)<4598>(東マ)は引き続き末期肺がん薬候補の開発進展に期待が強く連日急伸。細谷火工<4274>(JQS)は北朝鮮に異変の場合のヘッジとされて再騰。

 東証1部の出来高概算は4億8214万株、売買代金は7994億円。1部上場2169銘柄のうち、値上がり銘柄数は573銘柄、値下がり銘柄数は1504銘柄。

 また、東証33業種別指数は4業種が値上がりし、石油・石炭、保険、精密機器、医薬品が高い。(HC)

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