【株式市場】NY株高と「非常事態宣言」部分的解除の期待で日経平均は一時356円高

株式

◆日経平均は2万466円58銭(287円49銭高)、TOPIXは1479.33ポイント(21.05ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億955万株

 5月11日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNY株の大幅続伸に加え、「非常事態宣言」が東京都などを除いて解除に向かう期待が強まり、串カツ田中HD<3547>(東1)ANA<9202>(東1)などが活況高となり、景気回復に敏感な株として日本製鉄<5401>(東1)日本郵船<9101>(東1)なども高い。日経平均は154円高で始まり、11時にかけて355円79銭高(2万534円88銭)まで上げた。

みらかHD<4544>(東1)がストップ高となり、国内で初めて新型コロナウイルスの「抗原」検査キットが13日にも承認と伝えられ、同社の富士レビオが開発した検査キットだとされて注目集中。札幌臨床検査センター<9776>(JQS)はみらかHDグループ企業と提携するとされて連想買いが入りストップ高。鉄人化計画<2404>(東2)クックビズ<6558>(東マ)も「非常事態宣言」の部分解除期待などで一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算は6億955万株、売買代金は1兆61億円。1部上場2171銘柄のうち、値上がり銘柄数は1632銘柄、値下がり銘柄数は479銘柄。また、東証33業種別指数は30業種が値上がりし、空運、海運、鉄鋼、陸運、金属製品、不動産、サービス、非鉄金属、などが高い。(HC)

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