【株式市場】南シナ海情勢などでTOPIXは軟調だが好決算銘柄など強い

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは1万9632円37銭(7円53銭高)、TOPIXは1596.79ポイント(5.48ポイント安)、出来高概算(東証1部)は14億6774万株

チャート5 13日前場の東京株式市場は、朝方に米国が南シナ海の中国の人工島周辺に感染や偵察機を派遣と伝えられ、地政学的リスクが台頭し、日経平均は株価指数の先物主導で一時130円14銭安(1万9494円70銭)まで下落する場面があった。ただ、昨日決算を発表した住友金属鉱山<5713>(東1)スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>(東1)などが高く、前引けは小幅高。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均とも堅調となった。

 不適切会計などで一昨日ストップ安となった東芝<6502>(東1)は反発となり、北越紀州製紙<3865>(東1)は子会社の会計処理を理由に決算発表を延期と伝えられたが小幅安。ニトリホールディングス<9843>(東1)は、日本経済新聞に4月に連載された似鳥社長の「私の履歴書」の内容について「実母が嘘ばかりと怒りの大反論」などとする記事が本日発売の週刊誌に載ったが堅調。

 東証1部の出来高概算は14億6774万株、売買代金は1兆4038億円。1部上場1882銘柄のうち、値上がり銘柄数は815銘柄、値下がり銘柄数は922銘柄となっている。

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